行政書士 社会保険労務士 受験資格は社会保険労務士のほうが緩い

行政書士と社会保険労務士のどちらになりたいのか質問されたときに、これまでつい言いそびれてしまうことがありました。それは受験資格です。

行政書士と社会保険労務士、どちらも真面目に取り組むならすごくいい資格ですから他人にはおすすめできます。しかし、受験資格がない人におすすめしてもおそらく無意味ですからね。

ここで答えてしまいますが、社会保険労務士の受験資格はかなり厳密に決められています。というわけで、受験資格がない場合は事実上、社会保険労務士になる道は閉ざされてしまいます。そのようなときは、行政書士に絞ったほうが建設的でしょう。行政書士には受験資格がないので、誰でもなれますから。

それで肝心の社会保険労務士の受験資格ですが、学歴・職歴・保有資格等を口実にして制限されています。職歴や保有資格で受験資格をクリアできる人はめったにいないですから、もっぱら学歴頼みになります。その具体的な決まりをここで紹介するときりがなさそうなのでやめておきますが、かいつまんで話すと「四年制大学・短大を出た人」と「一部の専門学校・専修学校を出た人」ならOKです。

まだピンとこないかもしれませんが、高校を卒業した人や、指定されていない専門学校を出た人の場合は社会保険労務士の受験資格が与えられないのです。高卒で社会に出た人は、日本にはたくさんいるはずですがその人たちは社会保険労務士になる方法がほとんどないことになりますね。

この受験資格の制限を見ていると、行政書士のほうが社会保険労務士より大衆的な資格だということになるかもしれませんね。